先日デザイナーチームで忘年会とワークショップを行った。
2つのワークを行ったのだが、これは7月からベイジで受講しているMomentorの坂井風太さんの組織基盤強化プログラムで学んだフレームワークを取り入れている。
ひとつは「ナインブロックス」というワークフレームに「自分を突き動かすもの」を書き出し相手を知るワーク。縦横3列ずつの枠に大切にしているキーワードを9つ記載していき、言葉の意味や配置の意味などを周りが質問していく。
もうひとつは「仕事をする上で大切にしていること」と「仕事をする上でされたら嫌なこと」を書き出し、仕事の価値観から相手を知るワークだ。
書き出した内容を元にキーワードを選んだ理由や、そのように感じるようになった経験などを交えながら1人10分で自由に話していく。
今日はその中で個人的に皆さんの見習いたい&すごいなと思ったことを振り返りたい。
塚元さんは「自分が体験した苦痛」を他の人に味わってほしくないという気持ちが本当に強い。そのためメンションを付けていないSlackにもアドバイスをくれたり、やばい!とテンパったときでも快く相談に乗ってくださる。
本人は一つのことにずっと集中出来ないと仰っていたが、自分は作業していると目の前のことでいっぱいになりがちなので、塚元さんのすごいところだなあと思う。
「金額や案件規模によって不平等にするのは嫌」という池田さん。
以前「今まで作ってきたものは全て自信を持って良いものと言えます」と言い切る池田さんに純粋にすごいなと思った記憶があるが、「顧客の期待や成功の為にできる限りのことをしてあげたい」というマインドで案件に取り組んでいるからこそなんだろうなと感じた。
何事にも納得感を求めるという高島さん。私生活においても「なぜ?どうして?」を考えるあまりネガティブだねと言われることが多いそうだが、デザイナーMTGで繰り出される高島さんの「そもそもこれって」の発言には全員がハッとさせられる。
自分は深く考えるのが苦手(疲れて嫌になる)だし、何でも「いいじゃん!」とすぐに思ってしまうのでこの「まず批判的に見てみる」「考えることをやめない」というのは大きな課題だし見習いたいと思った。
基本的に不安に感じることが多いが、「自分ならやれる」と信じて仕事の取り組むよう心がけているのこと。これは個人的にも持っていたいなと思うマインドだった。
デザイナーである以上おそらく一生不安がつきまとうだろう。だからこそ自己効力感を高めていないと苦しくなる。日々努力されていないと難しいマインドだと思うので見習いたい。
傍から見ても新屋敷さんは目の前の仕事を淡々とこなせるイメージだが、その理由はモチベーションに左右されないというマインドにあった。自分はモチベーションによってかなり左右される人間なので、これはもう才能だなと思う。
簡単には真似できない新屋敷さんのすごい特技だなあと思った。
チーム内で一番ポジティブなイメージがあり、ご自身でも「自分はポジティブです」と言い切れる板垣さんだが、その理由が仕事をする上で大切にしていることにあった。
振り返りを「反省」で終わらせず、何が良くて、何が悪くて、次どうしたらうまくいくのかまで、考えて必ず次に活かす。とのこと。未来のことまでセットで考えるから自分ってダメダメなんだな…と落ち込んだままにならずポジティブでいられるんだなと発見だった。
常に「ありがとうございます」と言っているイメージだよね〜という話が出た通り、チームで働く以上ちゃんと感謝を言葉にして相手に伝えることを意識しているという川名子さん。
プライベートでもトラブルがあった友人がいれば自分が関係なくてもほっとけず首を突っ込んでしまうとお話されていたが、同期としては思い当たることが多い。Slackで質問するとすぐに返信してくれたり、「〇〇大丈夫だった?」といった後からのフォローがすごいのだ。
仲介者(MBTI)の「利他主義者」という言葉は納得できる反面、もっと自己中になってくれとも思う。
「一人の人間として相手を尊敬している」からこそ誰でも平等に感じられるため顧客、経営者、上司、社歴など立場に左右されることなく踏み込んだ質問が出来たり自分の意見を言えるとのこと。自分は「この人のほうができる人だから」「お客様に言われたことだから」と、相手に流されやすいのでこのマインドは見習いたい。
個人的に原浦さんは「細かいことまで見逃さない」という印象だったのだが、「何故そうしたか」「どうしてそう思うのか」と深掘りが得意な原浦さんはナインブロックに記載されていた尊敬・助け合い・話し合いという価値観を大事にしているからなんだと納得した。
日頃から毎週のミーティングやプライベートで出かけたりなど活発に交流は行っていたが、人の1歩踏み込んだ「価値観」について丁寧に説明し知ってもらう・知る機会はなかった。
そのため人によっては新たな発見があったり、自分にはない価値観を知ることで新たな気づき・学びを得られた時間だった。
今回はデザイナーという括りで実施したが、プロジェクト開始時に他職能メンバーとの交流を深めるために取り入れてみるのも良いだろう。