提案で落ち着いて話すためには話し言葉でカンペを作ろう

山崎 勝椰のプロフィール画像
デザイナー 山崎 勝椰

1,852 view

ベイジでは顧客とのミーティング後に、プロジェクトメンバーからミーティングでの立ち振る舞いなどへのフィードバックをもらう時間がある。

自分では人前で話すことやプレゼンが得意だと感じたことはあまりないのだが、それでも「落ち着いて話せている」「安定感がある」というポジティブなフィードバックをもらうことも多い。

なぜ苦手意識があるにも関わらず落ち着いて話せるのかを考えると、事前にカンペをきちんと準備することによって伝えたいことが整理できているからだと思った。

話し言葉でカンペを作ると下記2点のメリットがあると感じている。

  • 論理の飛躍に気づきやすい
  • カンペを作る過程がそのまま提案練習になる

論理の飛躍に気づきやすい

自分がカンペを作るときは、伝えたいことをポイントだけでまとめたり箇条書きにして省略するのではなく、一言一句漏らさず丸読みしても伝わるような話し言葉で書くようにしている。

これは本番で丸読みするために準備しているのではない。丸読みしても伝わるように書こうとすると、ロジックがうまくつながっていない部分で唐突感や話の流れに違和感を感じるため、論理が飛躍している部分に気づきやすくなるというメリットがある。

カンペを作る過程がそのまま提案練習になる

話し言葉で書くとき、自分で口に出しながら何度も反復して書き上げていくため、カンペを作成する過程がそのまま提案の練習になっているように思う。

実際に提案場面ではカンペを丸読みするわけではないのだが、ある程度同じように話すことができるため、話し言葉で書くことはリハーサルとしての効果もあるのではないかと感じている。(もちろん多少の話す練習もする)

もし提案などが苦手だと感じる人には、ぜひ話し言葉でカンペを作ることをお勧めしたい。

関連する日報

    他責的な思考に陥らないためのヒント

    1,671 view

    山川優理子のプロフィール画像
    山川優理子 デザイナー
    ベイジに転職して二か月のディレクターが感じた、フルリモートで築かれる職場文化

    433 view

    川向健太のプロフィール画像
    川向健太 コンサルタント
    Slackで組織カルチャーを作る!当社の自作スタンプ活用例

    2,192 view

    古口 真凜のプロフィール画像
    古口 真凜 バックオフィス
    「ゆるふわ会議」撲滅法

    1,251 view

    野上 恵里のプロフィール画像
    野上 恵里 コンサルタント
    「ゆるふわ提案」撲滅法

    2,355 view

    大舘 仁志のプロフィール画像
    大舘 仁志 コンサルタント
上に戻る