先輩デザイナーから聞いた、デザインを早く作る秘訣

原浦 智佳のプロフィール画像
デザイナー 原浦 智佳

5,189 view

新人デザイナーが中堅デザイナーになるまでの壁に「早く良いデザインを作れるスキル」がある。多くの新人デザイナーはここに、課題感を感じているだろう。コロナ禍でリモートワークが基本になったベイジだが、最近では先輩とタイミングを合わせて、出社して作業することもあり、先輩デザイナーの作業を横で見る機会があった。

間近で作業を見ていて、テキストできた要件があっという間に“絵”になっていくのを見て感動した。まるでタイムラプスのように、あれよあれよと形ができていく。

なぜ先輩は作業が早いのか

いろんなスキルの賜物だろうが、1つの要素に「継ぎはぎで方向性を作る力」があると思う。継ぎはぎというのは、デザインのパーツのこと。参考デザインのキャプチャや、他ページで使ったパーツを使い、ざっとこんな感じ?という方向性を作っていく。

ここでのポイントは、最初からディティールの調整はしないこと。制作フェーズの上流で、顧客と一緒に方向性に間違いないかを擦り合わせていき、合意が取れたところで詳細を詰めていく方が手戻りが少ない。

まだ、大枠が決まっていないのに、いきなり細かいパーツや余白を調整しても、レイアウトやコンテンツが変われば全てがおじゃんになり、そこにかけた時間が無駄になってしまう。最終的に、方向性が決まりブラッシュアップしていく時に、ディティール調整をすることで、力の入れどころとタイミングを適切に使うことができる。

顧客が見たいのはどんなデザインになるかだけ

顧客が見たいのは、綺麗なデザインだけではなく、イメージしているものが実際の画面に映るとどうなるのか?ということ。

0→1のデザインを作るだけが、デザイナーの仕事ではない。キャプチャをマスクしたり、フォトショップで要素消したりして、ざっくりとしたイメージを速く作る。それを見せて、議論していくうちに、双方が納得するものが、期日まで作れるはずだ。新人デザイナーこそ、PDCAをたくさん回す努力をしていきたい。

関連する日報

    ビジュアル制作に詰まったら階段を設計する

    176 view

    岡田大悟のプロフィール画像
    岡田大悟 デザイナー
    "考えてみて"が、一番困るレビューになる

    623 view

    岡本 早樹のプロフィール画像
    岡本 早樹 デザイナー
    デザイン提案を磨く!「伝え方」のひと工夫

    1,259 view

    板垣 琴音のプロフィール画像
    板垣 琴音 デザイナー
    ページネーションの必要性と表示件数の考え方

    2,372 view

    岡本 早樹のプロフィール画像
    岡本 早樹 デザイナー
    価値を生み出すスピードの本質

    716 view

    奥原美穂子のプロフィール画像
    奥原美穂子 経営企画
上に戻る