UI/UXデザイン

業務システム改善コンサル

使いにくい業務システムのUIを改善するなら、
業務システムに強い私たちにご相談ください。

業務システムのUIに強いと言える理由

私たちが「業務システムのUIに強い」と言えるのは、以下のようなノウハウや実績があるからです。

  • 多種多様な大規模システムのUI/UXデザインとUI改善コンサルティングの実績
  • UIデザインで陥りやすい失敗パターンと、改善アプローチの定石を熟知
  • 金融・行政など、業務が複雑で難易度が高い分野の経験
  • 行動心理学や認知心理学にもとづく体系だったユーザービリティのノウハウ
  • バックエンドを実装するシステム開発会社との数多くの連携実績

解決できる課題

業務システムに強い私たちだからこそ、UI改善で起きがちな以下の課題を解決できます。

  • 業務システムのUIを、どういう観点で改善すればいいか分からない
  • 使いにくいことは分かっていても、どうすれば使いやすくなるか分からない
  • ユーザービリティやUIのセオリーが分からず、善し悪しの判断基準がない
  • 業務改善まで踏み込んだ、利用者目線の提案がほしい
  • 社内にヒアリングをして、現場の生の声を引き出してほしい
  • 社内の関係者を説得できる、ロジカルな理由ができない
  • デザイン会社とのやり取りで苦労したくない

ベイジの特徴

01

システム開発も精通した実現性のあるUI改善

SIerやシステム開発会社での勤務経験があるメンバーが多く、開発の実現性・効率性・保守性を考慮した、UIの改善のアドバイスを行います。また開発担当者が気になるポイントも押さえており、円滑なコミュニケーションが可能です。

02

「聞いたことしか教えてくれない」と
言わせない、コンサル型の提案スタイル

UI改善において重要なのは、根本的な問題をまず認識すること。そのため、コンサルティング前に対象のウェブアプリやそれを使うユーザーの行動を入念に調査します。私たちが御用聞きや指示待ちにならず、自分たちから提案できるのは、関係する業務やユーザーニーズをしっかりインプットし、理解するからです。

03

お客さまの手間を最小にする、
洗練されたワークフロー

調査から納品までの流れを分解したワークフローが存在します。お客さまに主体的にお願いするのは、情報提供と成果物の確認程度で、タスクやスケジュールを管理する必要はありません。できるだけ手間を取らせない、安心感のある体制を作ります。

04

人間の心理特性の応用

アカデミックな心理学に基づく知見と、多くの業務システムに携わった実務経験の両面で、ウェブアプリのUIの問題点を分析します。これにより、なぜ使いにくいかが具体化され、改善すべきポイントに対する説得力が増します。

プロジェクトの進め方

プロジェクトの実際の進め方は、予算や納期など、お客さまの前提条件を踏まえて協議しながら決めていますが、基本的には以下のような進め方を推奨しています。

ベイジのUI改善コンサルティングの基本進行プロセス(ワークフローはより詳細に定義)

1. プロジェクト設計

お客さまとの契約締結後に、最初に行うのがプロジェクト設計です。チームメンバー、プロジェクトのゴール、プロジェクトのスコープ、お互いの役割分担、進める上での共通ルール、進行上のリスクなどを双方で確認し、スムーズなプロジェクト進行を実施するための土台を作っていきます。具体的には、以下のようなことを行っていきます。

  • プロジェクトチーム編成
  • WBS作成
  • プロジェクト開始連絡
  • プロジェクト環境の準備
  • プロジェクト定義書の作成
  • キックオフミーティング
  • 評価対象システムの確認
ベイジで用いているMicrosoft Projectを使ったWBS(Work Breakdown Structure)

2. エキスパートレビュー

現行ウェブアプリの問題点を洗い出すフェーズです。複雑なウェブアプリの多くが抱える「使い勝手をよくしたいが、どうすればいいかわからない」という問題に対して、具体的に何を改善すれば使いやすくなるのか、そのためにはどのような評価をすればいいかを計画し実行します。

この評価は、ユーザビリティの専門家によるエキスパートレビューという手法を用いて行います。マニュアルやテスト環境の操作でシステムの全容を理解したあとに、どの画面を評価すれば効率的に問題点を洗い出せるかの評価計画を立てます。

その後、対象画面に対して一般的な評価軸、さらには行動心理学や認知心理学の観点を踏まえて、使いにくさの原因となっているポイントを洗い出します。このフェーズはコンサルタント・ディレクターがメインで担当します。

エキスパートレビューの詳しい進め方を見る

3. 改善アイディエーション

問題点が抽出できたら、その問題に対する改善案を導くアイディエーションを行います。基本的には、ユーザビリティの専門家であるベイジのコンサルタント・ディレクターが担当します。

3-1. アイディエーション

エキスパートレビューの結果から明らかになった課題をもとに、機能レベル・画面レベルで改善のアイデアを洗い出します。特殊なユーザーの利用シーンを踏まえる必要がある場合は、お客さまを交えてアイデアを出すワークショップを企画し実行します。

ワークショップはリアルで会場に集まってオフラインで行うこともあれば、オンライン上でMiroなどを用いて行うこともあります。ワークショップ形式でアイディエーションを行う目的は大きく2つあり、1つは有益な問題解決法を導き出すこと、もう一つは、関係者間の目線合わせです。

改善案がどのような経緯で導き出されたのか関係者が把握できていると、プロジェクトが進行した時にバラバラな視点からフィードバックが来て混乱するリスクを減らせます。

3-2. 改善アイデアのとりまとめ

評価で挙がった画面の箇所、問題点、改善案をリストアップをします。多い時にはここで200個ほどの問題点・改善案のリストが完成します。ベイジだけで改善アイデアを出す場合、リストアップした結果はお客さまに確認いただき、システム上の制約として割り切る問題なのか、改善すべき問題なのかの切り分けをします。さらに改善案の採用・不採用の判断も管理します。以上のプロセスを経て出てきた問題点と改善点の評価結果は、必要に応じて報告書としてまとめます。

評価結果をまとめた資料の一例

この評価結果の合意をもって、プロジェクトは終了です。評価結果の納品後、次は開発会社やお客さまにて画面設計や開発作業が続きます。ベイジでは納品して終了でなく、納品後も継続的に発生するデザインの課題について支援します。改善案が正しく反映されているか等のレビューを行ったり、引き続き画面設計を支援したりすることも可能です。

アイディエーションの詳しい進め方を見る

お問い合わせ

アプリのUI改善なら、多種多様なアプリの改善コンサルティング実績があるウェブ制作会社ベイジにご相談ください。 営業段階では、1~2度の打ち合わせと、会社紹介、実績紹介、進め方、見積書、スケジュールのご提示を行います。お客さまの社内決裁等の事情にはできる限り柔軟に対応いたしますので、ご要望があればお気軽にご相談ください。

ナレッジ

私たちは、豊富な実績から導き出された成功パターンを抽出した様々なメソッドを持っています。これらのメソッドを積極的に活用し、使いやすいアプリケーションを提案・実現していきます。

実績

使いやすさは文脈や顧客ビジネスの内容、背景によって大きく変わります。私たちは前段の顧客理解から踏み込んでお客さまのビジネス特性に合わせて設計を行っていきます。

よくある質問

みなさまからよくいただく質問をまとめています。

Q1.

費用はどのくらいかかりますか?

対象となるアプリケーションの規模や仕様、作業内容、調査内容にもよりますが、数百万円くらいの予算内で実施することが多いです。詳しくはお問い合わせください。

Q2.

実施期間はどのくらいになりますか?

こちらも規模や内容によってかなり変わります。2カ月前後かけて実施することが多いです。詳しくはお問い合わせ時にお申しつけください。

Q3.

納品物はどのようなものになりますか?

対象アプリケーションの問題点と改善案をまとめた報告書を納品することが多いですが、スプレッドシートなどに問題点と改善案をリスト化しお客さまにてその後管理しやすい形で納品することも可能です。改善案は文章や事例提示が中心となります。

Q4.

開発中のアプリケーションに対するコンサルティングもできますか?

はい、可能です。開発中の場合、まとめて画面を確認できる環境がないことが多いです。そのため、ミーティング形式で開発中の画面をご共有・ご説明いただき、その場で問題点をフィードバックする形でのコンサルティングを行うこともあります。お客さまの状況に応じて最適な実施方法を提案しますので、お気軽にご相談ください。

Q5.

UI改善コンサルティング後に、引き続きUIデザインを依頼できますか?

はい、可能です。UI改善コンサルティングをしてからでないとUIデザインの実施範囲やコストが見えないこともあるので、コンサルティングの結果を受けて別途UIデザインをご依頼いただくことも多いです。但し、依頼いただいてからリソースを調整するため制作開始までの期間が2~3カ月空く可能性もございます。詳しくはお問い合わせ時にお申しつけください。

Q6.

提案コンペに参加していただくことはできますか?

申し訳ございませんが、提案書の作成を必要とするコンペには参加しておりません。提案に必要な知識は有償であること、提案コンペという選定方法自体を懐疑的に考えていること、がその理由です。なお、以下のようなことは営業の範囲で可能ですので、この範囲でのコンペであれば、問題ございません。

営業で行っていること

  • 面談
  • 会社紹介資料の提出
  • 私たちの進め方を紹介した資料の提出
  • 見積書
  • 概算スケジュール

Q7.

SIer・代理店ですが、依頼することは可能でしょうか?

可能です。ただし、発注主である企業様が私たちのことを理解しないまま担当すると、スムーズな進行ができなくなるリスクがあります。そのため、お請けする条件を以下とさせていただいております。

  • 発注企業様と面談し、発注企業様にも納得して私たちを選んでいただくこと
  • プロジェクトにおいて、発注企業様と直接コミュニケーションを取れること
  • SIer・代理店様の進行管理下には入らないこと(進行は私たち主導で行います)
Q8.

オンラインでの対応は可能ですか?

はい、可能です。弊社でもリモートワークを推進しており、オンラインでの業務にも習熟しております。お気軽にご相談ください。

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