BtoBサイト
コーポレートサイト制作
利用者が多岐に渡り情報量が多いコーポレートサイト。
企業サイトを何百社と見てきた私たちにご相談ください。
解決できる課題
コーポレートサイトの実績が豊富だからこそ、以下の課題にお答えできます。
- 多岐に渡るユーザーをどう優先順位付けして作ればいいか分からない
- 経営方針や企業ブランドと乖離したコーポレートサイトになっている
- 企業側目線の使いにくいウェブサイトになっており、利用者目線で考えれていない
- どう進めれば社内で合意できるかが分からず、進め方で戸惑っている
- CMSや更新の体制作りまで、専門家のアドバイスがほしい
- ウェブ制作の依頼はできるけど、肝心のコンテンツが自分たちで作れない
- ウェブ制作会社とのやり取りや進捗管理で苦労したくない
ベイジの特徴
会社や事業の現状を
徹底的に理解する戦略フェーズ
ベイジではいきなりウェブサイトを作ることはありません。戦略フェーズと呼ばれるまず期間を設けて、お客さまのビジネスやウェブの現状を理解します。独自設計されたヒアリングシート、社内の関係者が参加するワークショップなどの手法を用いて、コーポレートサイトの方向性を明確にしていきます。
お客さまの手間を最小にする、
洗練されたワークフロー
戦略から納品までの流れを100以上のタスクに分解したワークフローが存在します。お客さまにお願いするのは、情報提供と成果物の確認程度で、タスクやスケジュールを管理する必要は基本的にありません。できるだけ手間を取らせない、安心感のある体制を作ってプロジェクトを進めていきます。
デザイン、CMSからコンテンツまで
全領域をカバー
コーポレートサイトに必要な全職能が在籍し、ワンストップでサービスを提供できます。また、コピーライターが存在するため、コーポレートサイトで課題になりやすいコンテンツ制作も含めて対応できます。またフォトグラファーと連携し、写真や動画の制作も可能です。
大企業から中小企業に至るまで
規模を問わない豊富な実績
ベイジは創業以来、数万ページもあるナショナル企業から、数ページしかない小さな会社まで、様々なコーポレートサイトを手掛けてきました。規模だけでなく、事業環境や目的によって、何を軸足にコーポレートサイトを作っていけばいいか、理解しています。気軽にご相談ください。
コーポレートサイト7つのタイプ
コーポレートサイトと一口に言っても、事業形態や目的によって、メインターゲット、コンテンツ、構造、動線、成功指標は大きく変わります。検討の初期段階では、以下のような一般的な分類を参考にしつつ、コーポレートサイトのあるべき姿を見定めていきます。
タイプ1:マーケティング型
製品やサービスに関する情報がメインのコーポレートサイトです。メインターゲットは顧客もしくは見込み顧客になります。リード獲得や店舗誘導などのゴールが明確で、コンバージョンポイントが設定されます。流入経路は広告、自然検索、指名検索、SNS、直接訪問など多岐に渡ります。戦略フェーズで検討するのはほとんどがマーケティング課題になり、BtoB企業の場合は「BotBサイト制作」とほぼ同じ考え方でウェブサイトを設計していきます。
タイプ2:リクルーティング型
採用を主目的としたコーポレートサイトです。メインターゲットは求職者になります。コンバージョンポイントはエントリーになりますが、書類選考率、内定受諾率、1人あたりの採用コストなど、見るべき指標は複数存在します。多くの場合の流入経路は外部サイトになりますが、ブランド力のある企業の場合は指名検索も主要なチャネルになります。戦略フェーズで検討するのはほとんどが採用戦略になり、「採用サイト制作」とほぼ同じ考え方でウェブサイトを設計していきます。
タイプ3:IR型
IRを主目的としたコーポレートサイトです。メインターゲットは投資家になり、特に個人投資家を対象とすることが多いです。コンバージョンポイントはなく、株価に影響するであろうコンテンツを掲載していきます。流入経路は社名検索および株価などを掲載している外部メディアになります。UIの独自性は必要なく、一般的なIRサイトにできるだけ寄せていくことで、ユーザーを迷わせないことがより重要です。
タイプ4:コーポレートブランド型
コーポレートブランディングを主目的としたコーポレートサイトです。メインターゲットはステークホルダー全般になります。小規模な企業ではビジュアルを重視したブランドサイトとすることもありますが、基本的にはストーリーや社会貢献活動などコーポレートブランドに関係するコンテンツの掲載が中心となります。コンバージョンポイントはなくユーザーも多種多様なため、情報設計の考え方に従いウェブサイトを構成していきます。
タイプ5:メディア型
ブログ型オウンドメディアのような、記事を中心に構成するコーポレートサイトです。目的は顧客獲得、採用、コーポレートブランディングなど様々です。顧客獲得の意図が強い場合は、コンバージョンポイントが設定されます。実態としてはオウンドメディアに近く、最低限の事業紹介や企業情報が掲載されます。あまり多くはないタイプのコーポレートサイトと言えます。
タイプ6:フルメニュー型
ここまで紹介したすべての情報を網羅したタイプのコーポレートサイトです。大企業のコーポレートサイトによく見られます。検討の仕方としては、カテゴリやコンテンツ毎に異なる検討を行いながら、全体を統合していきます。またCMSの選定やインフラの整備など、ウェブシステムを開発するプロジェクトに近くなります。
タイプ7:ゲートウェイ型
コーポレートサイトとしての実態はほとんどなく、主要なウェブサイトへのナビゲーションがメインとなるコーポレートサイトです。ホールディングスのコーポレートサイトなどがこれにあたります。会社情報やIR情報だけを掲載し、それ以外はゲートウェイ型で構成するなど、いくつかのバリエーションが存在します。
プロジェクトの進め方
プロジェクトの実際の進め方は、予算や納期など、お客さまの前提条件を踏まえて協議しながら決めていますが、基本的には以下のような進め方を推奨しています。
1. プロジェクト設計
お客さまとの契約締結後に、最初に行うのがプロジェクト設計です。チームメンバー、プロジェクトのゴール、プロジェクトのスコープ、お互いの役割分担、進める上での共通ルール、進行上のリスクなどを双方で確認し、スムーズなプロジェクト進行を実施するための土台を作っていきます。具体的には、以下のようなことを行っていきます。
- プロジェクトチーム編成
- WBS作成
- プロジェクト開始連絡
- プロジェクト環境の準備
- 開発環境の準備
- プロジェクト定義書の作成
- キックオフミーティング
2. 戦略
コーポレートサイトの戦略要件を整理するフェーズです。本来、コーポレートサイトに影響する採用戦略や要件は、発注を決める前には決まっているべきですが、お客さまに代わり、コーポレートサイトを熟知した私たちが、コーポレートサイトの前提となる経営戦略や各種戦略の条件を整理した上で、設計・開発・運用に戦略の軸を通していきます。
戦略フェーズは、大きくは調査、ワークショップ、ディスカッションに分かれ、それぞれでさらに詳細なタスクや検討項目が設定されています。独自に作り上げたメソッドやフレームワークを多く用いますが、クライアント固有の事情に合わせることも多く、プロジェクトごとに柔軟に進め方を変えています。
2-1. 調査
ディスカッションの内容に合わせて、必要なリサーチを並行して行っていきます。具体的な実施内容は、案件特性、予算、スケジュールなどを含めて検討して決定していきます。
- ヒアリング
- 社員アンケート
- ユーザーテスト(ユーザビリティテスト)
- 行動観察(UXリサーチ)
- アクセス解析
- デスクリサーチ
- 競合分析
2-2. ワークショップ
関係者が集まり、コーポレートサイトのアイデアや問題解決方法を議論します。リアルで会場に集まってオフラインで行うこともあれば、オンライン上でMiroなどを用いて行うこともあります。ワークショップの目的は大きく2つあり、1つは有益な問題解決法を導き出すこと、もう一つは、関係者間の目線合わせです。普段会話をすることがない、立場が異なる関係者同士が同じテーマについて話し合うことで、認識の齟齬に気が付き、認識が共有され、相手の立場を理解しながら同じ目線で物事を考えられるようになります。
2-3. ディスカッション
戦略フェーズの中心になるのが、お客さまとのディスカッションです。様々な視点から議論を重ねることで、ステークホルダーが多いコーポレートサイトをどのように導いていけばいいか、多角的に検証していきます。
議論は主にアイデアを発散する「ディスカッション」と、アイデアを収束していく「サマライズ」に大別されます。ディスカッションとサマライズを交互に行いながら、約2ヵ月に渡って、議論の発散と収束を行っていきます。
こうした議論を繰り返しながら、最終的には「ウェブ戦略資料」として、50~70枚の企画書にまとめられます。
3. 情報設計
いわゆるワイヤーフレームを設計するフェーズです。戦略フェーズで決定したサイトストラクチャと要件リストに基づいて、精緻なワイヤーフレームを作っていきます。ベイジでは雛形となるワイヤーフレームが用意されていますが、それを元にしながら、マーケター、ディレクター、デザイナー、ライターがアイデアを出しつつ、スクラム的にワイヤーフレームを作り込んでいきます。
4. ビジュアル設計
ワイヤーフレームが完成したら、ビジュアルの制作に入っていきます。戦略フェーズで定義したブランドの要件を踏まえながら、まずは2~3の異なるコンセプト案を提示し、ディスカッションを行います。その後は2~3回のブラッシュアップを通じて、ビジュアルデザインを確定させていきます。
5. コンテンツ制作
コンテンツ制作では、以下のようなコンテンツや素材を制作します。
- コピー
- 写真
- 動画
- イラスト
コーポレートサイトではコピーが必要になることが多いですが、ウェブ制作のプロジェクトの中でも、コピー制作はもっともスケジュールが変化しやすいポイントです。このようなコピー制作におけるスケジュール上のリスクを減らすため、小まめにミーティングを実施し、クライアントをできるだけサポートするようにしています。なお、ベイジは社内にライターを抱えているため、お客さまにて文章を考える必要はありません。取材からリライトまで、原稿作成に関わる部分はベイジのライターにて行っていきます。
6. 開発
コンテンツ制作では、以下のようなコンテンツフロントエンドからサーバーサイドまで、いわゆる開発全般を行うフェーズです。はコーダー、フロントエンドエンジニア、サーバサイドエンジニアなどと職能が分かれますが、ベイジではすべてをエンジニアと総称し、開発工程を完遂するためのワークフローと能力開発を行っています。React.jsやVue.jsのようなJavaScriptライブラリ/フレームワークを使ったモダンなフロントエンド開発も行っています。また、規模によってはパートナー企業と協業することもあります。主に以下のようなことを実施します。
- 開発調査
- システム要件定義
- 各種ガイドラインの作成(コードルール、アクセシビリティなど)
- 開発環境整備
- フロントエンド開発(HTML、JavaScript、CSS、PHP等)
- デザインチェック
- モーションデザイン
- CMS選定/開発
- データベース設計
- その他サーバサイド開発
- 各種API連携
- 開発に伴う各種ミーティング
7. テスト
開発完了から公開まではテスト期間になります。通常は10~15日程度となりますが、1カ月近くをテストに費やすこともあります。内容の最終チェック、最終要望の抽出と反映、細かな不具合の改修、公開時点のステータス、公開後対応の切り分け、といった認識合わせを細かく行っていきます。公開までわずかですが、テストでの認識のズレが信頼関係に大きく影響を与えることがあるため、非常に重要なフェーズと位置付け、多くのタスクをワークフロー化して整備しています。
- テスト公開ミーティング
- テスト公開
- クライアント最終確認
- 第三者チェック
- フィードバック対応
- コンテンツ最終チェック
- 素材最終反映
- ブラウザチェック
8. 公開と運用
最終確認と調整を行って、ウェブサイトを公開します。公開と合わせて運用準備も始めます。ウェブ制作のプロジェクトとしては一旦完了しますが、効果の検証、保守や改善など、引き続きクライアントを支援します。
- リダイレクト設定
- リリース計画
- 公開判定と公開
- 公開後テスト
- 公開後フォローメール
- マニュアル作成
- 運用ミーティング
- クロージングミーティング
- 検証ミーティング
お問い合わせ
コーポレートサイトのことなら、大企業から中小企業まで豊富な実績を持つウェブ制作会社ベイジにご相談ください。 営業段階では、1~2度の打ち合わせと、会社紹介、実績紹介、進め方、見積書、スケジュールのご提示を行います。お客さまの社内決裁等の事情にはできる限り柔軟に対応いたしますので、ご要望があればお気軽にご相談ください。
ナレッジ
私たちは、豊富な実績から導き出された成功パターンを抽出した様々なメソッドを持っています。これらのメソッドを積極的に活用し、成功確率の高いウェブサイトを提案・実現していきます。
実績
コーポレートサイトといっても、何を求めるかによって、コンテンツ、サイト構成、検討方法、規模、運用の仕方、予算が大きく変わります。私たちは、ターゲットを定義するだけでなく、その企業の経営戦略・事業戦略・マーケティング戦略など、大局的な課題をまず紐解きながら、ウェブサイトを企画・設計していくことを得意としています。
よくある質問
みなさまからよくいただく質問をまとめています。
- Q1.
-
費用はどのくらいかかりますか ?
ご依頼いただく内容と前提条件によって大きく変わるため、端的にお答えすることができません。ただし、通常700~1500万円くらいの範囲になることが多いです。詳しくはお問い合わせください。
- Q2.
-
制作期間はどのくらいになりますか?
こちらも規模によりますが、通常、5~6カ月ほどになります。長期化する場合には、フェーズを分けて公開することも可能です。公開時期の希望があれば、お問い合わせ時にお申しつけください。
- Q3.
-
どのくらい前までに依頼する必要がありますか?
時期にもよりますが、通常、2~3カ月のリソースは埋まっていることが多く、プロジェクトを開始する2カ月前にはご発注の意思決定していただくことが多いです。これも状況によりますので、詳しくはお問い合わせください。
- Q4.
-
原稿作成や取材も依頼することができますか?
はい、可能です。当社にはライターが所属しているため、取材も含めてゼロから原稿を作ることも可能です。原稿制作でお困りの際には、是非ご相談ください。
- Q5.
-
写真や動画をお願いすることは可能ですか?
はい、可能です。当社にはフォトグラファーや動画クリエイターは在籍していませんが、外部のパートナーと連携して、対応をすることが可能です。特に写真撮影は採用サイトで日常的に行っており、ノウハウも豊富です。是非ご相談ください。
- Q6.
-
公開後にかかる月額費用などはありますか?
運用サポートのメニューをご用意しており、通常は月額10万円のプランをオススメしています。他に20万円のプラン、オリジナルのプランもございます。お客さま側でデザインや開発が可能な場合は、いずれも選択しない場合があります。具体的にはご相談ください。
- Q7.
-
CMSやサーバの選定も手伝ってもらえますか?
はい、必要であれば我々の方でご提案させていただきます。このようなお問い合わせは多く、標準で比較表も持っております。気軽にご相談ください。
- Q8.
-
戦略フェーズだけお願いすることもできますか?
可能です。ウェブサイトの本質的な課題を見つけ出す戦略フェーズのニーズは高く、戦略フェーズだけお手伝いし、制作フェーズは別の制作会社が担当したような案件もございます。こちらもお気軽にご相談ください。
- Q9.
-
戦略や企画はこちらで考えるので、設計やデザイン、コーディングだけをお願いする、ということは可能ですか?
戦略フェーズを含まないお仕事は基本的にお請けしておりません。戦略や企画を少なくとも一緒に考える関係でないと、設計・制作フェーズ以降で、お客さま視点での提案ができず、「ただ作るだけ」になってしまうためです。また、弊社はウェブ制作会社としては比較的価格帯が高く、戦略フェーズを含まない場合、他社と比べてコストパフォーマンスの面で、見劣りしてしまうかと思います。
- Q10.
-
代理店ですが、依頼することは可能でしょうか?
可能です。ただし、発注主である企業様が私たちのことを理解しないまま担当すると、スムーズな進行ができなくなるリスクがあります。そのため、お請けする条件を以下とさせていただいております。
- 発注企業様と面談し、発注企業様にも納得して私たちを選んでいただくこと
- プロジェクトにおいて、発注企業様と直接コミュニケーションを取れること
- 代理店様の進行管理下には入らないこと(進行は私たち主導で行います)
- Q11.
-
オンラインでの対応は可能ですか?
はい、可能です。弊社でもリモートワークを推進しており、オンラインでの業務にも習熟しております。お気軽にご相談ください。