エンジニアとして自らを追い込むことの大切さ

ある新しい技術を使う予定だった案件が、先方の諸々の事情でナシとなった。自分の知らない技術に触れる機会がなくなったのは残念である。

正直に言うと、新しい技術を、限られたスケジュールの中で調査しながら実装することは、時間が読めず、精神的に追い込まれることも多い。しかし、厳しいかもしれないが、業務の中でそういう追い込みを繰り返すことが、技術を身につける一番の近道である。自己学習も大切だが、期日までに終わらせないといけない、という緊張感はやはり大切だ。

経験と積むと、追い込まれることも少なくなっていくが、意識してそういう経験を仕事や生活の中で作っていかなければならない。知ったノウハウの使いまわしで安心・安全に仕事をするばかりではなく、初めて取り組むやり方で追い込まれながら仕事をする経験、知識の少ない人と話して安心や優越感を感じるのではなく、知識が豊富な人と話して打ちのめされる経験が必要である。

エンジニアというと、人とは交わらず、今までに築いたスキルの上で平穏に仕事をすることを好む安定志向の人も多い。気持ちとしては分からなくもないが、常に第一線のエンジニアとして働くからには、自らを追い込む努力を怠ってはいけない。

それを怠った時点から、エンジニアとして終わっていくのだと思う。