WHO,WHAT,HOW ビジネス理解が楽しくなる魔法の言葉

塚元 舞賀のプロフィール画像
デザイナー 塚元 舞賀

837 view

ビジネスとデザインの接続が市場ニーズとしても重要視されている昨今、デザイナーチームの中では「ビジネス理解」や「コンサルティング」が注目トピックです。

わたしも「顧客のビジネスを理解してデザイン工程に臨まねば!」「コンサルティングもできるようになりたいな」とボンヤリと考え、奮闘の毎日です。

しかし、この「ビジネス理解」「コンサルティング」という言葉たち。立場や職能によって解釈に幅があるうえ、壮大なトピックすぎて何から手をだせばよいか迷ってしまう。「ビジネス理解」という言葉に翻弄されて、ミーティングでも文脈に合わない質問をしてしまい、場を白けさせてしまった経験も…

そんなふうに悶々と思い悩んでいた時、コンサルタントからこんなアドバイスをもらった。

「ビジネス理解」とか「コンサルティング」とか、難しいように感じると思うけど、デザイナーに考えてほしいのは、超シンプルにこの3つ。

・誰のため?誰が対象?その判断で本当にいいの?(WHO)
・誰に何を伝える?何がベスト?それじゃないとダメ?(WHAT)
・どう表現する?どういうコンテンツ?どういう誘導で?(HOW)

ミーティングの中で顧客の話が抽象的な場合は、これにプラスして「WHY」を繰り返して解像度を上げていく。

これって戦略だけじゃなくて、社内で分からないことを聞くときも、友達に相談するときも同じだと思うんだよね。

そういう話題を「顧客ビジネス×ウェブサイト」に絞ってるような感じ。はじめは上手くいかなくても、少しずつ挑戦してみて。

このアドバイスを受けてからは、「ビジネス理解、コンサルティングと小難しく考えず、顧客やユーザーに興味をもって面白がればいいのか。あれ?これっていつもやってることでは?」と思った。

最近のミーティングは「設計とかビジュアルとかはさておき、気になったことを聞いちゃおう」をテーマに参加している。以前よりも気になること、聞きたいことが湧き出てきて、毎回のミーティングがむしろ楽しくなってきた。

顧客のビジネスを理解したい。そんなときはWHO,WHAT,HOWで整理するといいのかもしれない。

関連する日報

    日本各地からお届け!ベイジ社員の夏休み2024

    1,669 view

    古口 真凜のプロフィール画像
    古口 真凜 バックオフィス
    "ググれ、カス"を真に受けないで

    1,762 view

    新屋敷 章寛のプロフィール画像
    新屋敷 章寛 デザイナー
    グループ取材を円滑に進める7つの心得

    669 view

    鈴木はる奈のプロフィール画像
    鈴木はる奈 ライター
    デザインを複数案作る時の心得

    7,576 view

    岡本 早樹のプロフィール画像
    岡本 早樹 デザイナー
    モチベーションの低迷を打破する輪読会のすすめ

    2,960 view

    板垣 琴音のプロフィール画像
    板垣 琴音 デザイナー
上に戻る