BtoB製品サイトで導入形態コンテンツはどのカテゴリに属するのが適切なのか?

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コンサルタント 大舘 仁志

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BtoB製品において、クラウド版とパッケージ版の両形態で提供している製品・サービスは多いだろう。

現在、BtoB製品サイト改修プロジェクトのサイトストラクチャを検討している最中だが、先に挙げた導入形態に関連するコンテンツの設置カテゴリに悩んでいる。例えばクラウドの特長、オンプレミスの特長などのコンテンツである。これらのコンテンツは、テンプレート思考で一般的にこのカテゴリに設置すれば正解というものではない。ターゲットのユーザー行動や製品特性を踏まえて、サイトごとに検討する必要があるだろう。

ターゲットの行動から検討する

今回のプロジェクトでは、ヒアリングにてセキュリティーポリシー、コンプライアンスポリシーが厳しい大企業では、はじめからクラウドは導入できない。そのため、そもそも導入形態を検討しないという発言があった。この場合は、導入形態に関するコンテンツは、比較的ITリテラシーが低い企業の担当者がターゲットのコンテンツと言えるだろう。上記は検討材料のひとつに過ぎないが、ユーザー特性を踏まえて検討を進めていこうと思う。

競合サイトと比較して検討する

またターゲットとなるユーザー行動による検討とは別に、やはり同様の形態でサービスを提供する他社サイトの調査をして、一般論や傾向を踏まえる必要もある。特にBtoB製品の場合は一般的に意思決定が多層構造になっており合理的に判断するためにほぼ必ず競合製品と比較する。自社、競合とサイトを渡り歩くため、ほとんどの競合が同じようなサイト構造になっているのであれば、それに合わせた方がユーザーにとっては分かりやすい可能性も考えられる。

このプロジェクトの製品カテゴリだけではなく、その他SaaS製品サイトでどのような構造をとっているのかあらためて傾向を調査したいと思う

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