自分らしく行える学習方法とは

高塚 結子のプロフィール画像
デザイナー 高塚 結子

512 view

私は書籍など、気になったらまとめ買いするタイプだったのだが、思いのほか継続的に読めないことに気がつき、やめるようにした。理由は単純で、たくさんあったところで一度に読めないし関心も薄くなるからだ。しかもそのような場合はだいたい三日坊主で終わる。その上自分に嫌気がさして「なにやってんだろう…」と悪循環に陥る。これでは埒が明かないので根性論ではない方法を考えていた。

三日坊主自体は悪いものではない

こう言ってしまうと誤解が生じるかもしれないが、要は三日坊主そのものが悪いのではなく、そのまま放置するのが良くないことなのだ。これは「1日30分続けなさい」という本に書いてあったのだが、そのまま引用すると

「三日坊主でもいい。三日坊主を年間50回繰り返せば、1年間で150日も勉強することになる」

ということだった。つまり休憩をはさみつつ、1日30分~数時間ほどの「細く長い」勉強を意識的に繰り返せば、年間で換算した時に大きな数字になるとのこと。そして、ここで大事なのが休んでもまた再開できるような体制を整えておくことかと考える。

自分に負荷のない方法を探してみる

では、休息→再開→休息→再開…とできるような体制とはどういったものなのか?それを自分事にしたときにどうなるのか?を考えてみた。例えば、私は絵を描くことがひとつ習慣になっているが、特に苦痛だと思ったことがない。もちろん、長時間描いていたらさすがに飽きてしまうが、基本的には無心になることによってストレス発散にもなるので、比較的いい習慣だな考える。それと同じように、純粋に楽しめてなおかつ負荷のない方法を見つければ、その体制が自ずと整うのではないだろうか。

当然だが、生活スタイル・性格・得意分野は人それぞれで、結局は自分のやりやすい方法が一番続く。私自身は本を読んでノートにとるという勉強スタイルだが、それに加えて学んだ内容をイラストに起こしてみるなど、より工夫できないか模索中である。

最後に

誰でも、無理に続けたり合わない方法にしがみつくと精神的にきつく、最悪は自己嫌悪に陥る。以前の私がそうだし、正直今も意識しないとついついそちらに傾いてしまう。そうならないためにも、悩んだらまずは世の中に出回っている先人のメソッドを取り入れて実践するのが手っ取り早いと実感する。私含め、知らぬ間に自分で自分の首を絞めてしまう人こそ、なるべく苦しい感情がわかない方法を模索するのがよいのではないだろうか。

関連する日報

    価値を生み出すスピードの本質

    183 view

    奥原美穂子のプロフィール画像
    奥原美穂子 コンサルタント
    健全メンタルで仕事をするための4つの秘訣

    6,635 view

    高橋 慶のプロフィール画像
    高橋 慶 コンサルタント
    他責的な思考に陥らないためのヒント

    1,961 view

    山川優理子のプロフィール画像
    山川優理子 デザイナー
    ベイジに転職して二か月のディレクターが感じた、フルリモートで築かれる職場文化

    562 view

    川向健太のプロフィール画像
    川向健太 コンサルタント
    Slackで組織カルチャーを作る!当社の自作スタンプ活用例

    2,310 view

    古口 真凜のプロフィール画像
    古口 真凜 バックオフィス
上に戻る