デザインデータ管理には「エンジニアの手間を省く」という観点が必要

デザイナーミーティングで、XDデータのフォーマット統一が議題に上がった。デザインデータの作り方について厳密なルールはなく、属人的な作りになっているため、コーディングを担当するエンジニアに手間をかけさせていた。

ベイジは基本的に1案件を1人のデザイナーが担当し、複数のデザイナーが同じ案件を担当することはなく、それぞれがある程度自由にデザインデータを作っていた。デザイナーはそれでもいいかもしれないが、エンジニアは複数の案件をまたいで稼働しているので、案件ごとにフォーマットの違うデザインデータを扱うのは面倒なことだったと思う。

こういった自己流の管理方法が問題として顕著になったのは、デザイン作成ツールをPhotoshopからXDに変えてからだ。

Photoshopはレイヤーがごちゃつくとそれだけでエンジニアに余計な負担がかかるので、セクションごとにフォルダを分け、中のツリー構造もかなり細かくするなど、見やすさをかなり意識していた。わかりやすくて、データ管理のルールを素早く掴めるような作りを目指すことが、結果的にデザインデータのフォーマットを統一させていたのだと思う。

しかし、操作が軽く学習コストも低いXDを使いはじめてから、Photoshopほどきっちり管理する必要がなくなった。自己流でデータを扱うようになってばらつきが生まれ、エンジニアの方で渡されたデータの管理方法を把握する、という工程を発生させてしまっていた。 

こういった課題を解決するために、先日デザイナー同士でデータ管理に関する悩みなどを共有した。併せて、エンジニアにインタビューを行い、デザインデータのフォーマットを統一させる予定だ。

またこれらの過程を通して、XDに関する知識・習熟度がデザイナーごとに偏っていることも判明した。もともと意図したものではなかったが、情報の共有はデザイナー各人の勉強にもなったんじゃないかと思う。

デザインデータに限らず、実装する際エンジニアに余計な手間をかけさせない、という観点は大切なので、改めて意識するようにしたい。