撮影された画像を納品する際に注意すべきこと

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デザイナー 高塚 結子

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あるプロジェクトの製品画像の納品データを作成していた際に、無駄なやり取りを重複させてしまった。今回は主にプロダクトをパスで切り取り、JPGとPSDの二種類の形式をまとめて納品するという作業だった。

細やかな確認の大切さ

全般的に言えることとしては、カラープロファイル(ICCプロファイル)の設定漏れや、切り取った画像データに余計なパスが残っているなどがあった。そもそもJPG画像にもパスが残ってしまうことを個人的に認識しておらず、そのような知識不足が今回のような重複確認を招いてしまうのだと痛感した。

当然といえば当然のことではあるが小さなことでも確認が漏れると、クライアントとの信頼関係にも影響が出てくるので、今後そのような事態を未然に防ぐためにも写真データに限らず、特に社外に出す場合の納品データの取り扱い時には注意したい。

パスを利用した切り抜き作業の注意すべきこと

これ以降もこのプロジェクトの納品物は多くあるので画像加工時や納品データ作成の際には、基本、次の項目にならって作業を行うようにし、漏れなく円滑に作業が進むようにしたい。

まずは切り抜き作業だ。特に今回は製品が主役で、カタログに使用する可能性もあるので、プロダクトの角の丸さや直線部分を正確になぞる必要がある。なので、次のことを必ず意識するようにしたい。

・パスの線はプロダクトの形に忠実か
・パス作成時、ハンドルで形を作れるのに余計なアンカーポイントを打ってごまかしていないか
・境界をぼかし忘れ、切りっぱなしの不自然な状態ではないか

上記は非常に基本的だが、それでいてクオリティを向上させるための小さな積み重ねに繋がると感じている。

PSDデータを確認時に注意すべきこと

次のことに注意してひとつひとつ正確に進行するようにしたい。

・Photoshopで保存時にカラープロファイル(ICCプロファイル)にチェックはついているか
・余分なレイヤーやパスが残っていないか
・基本となるパスは保存されているか
・画像サイズを勝手な判断で変更していないか
・指定通りのレイヤー構造になっているか
・レイヤーを意味なくスマートオブジェクトにしていないか

もちろんプロジェクトにより内容は変動するが、まず、今回のような画像を取り扱う場合は作業開始の時点で確認すべき点を洗い出さなくてはならない。不備がないのは理想中の理想だが、人間なのでミスをすることはある。なので、何度か確認しても不安な場合は、他者と一緒のモニターを見て確認してもらうのも一つの手だと考える。作業方法はさまざまなので、効率が良い方法があれば、都度メモを取るなどして自分自身に蓄積するようにしたい。

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