自分らしく行える学習方法とは

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デザイナー 高塚 結子

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私は書籍など、気になったらまとめ買いするタイプだったのだが、思いのほか継続的に読めないことに気がつき、やめるようにした。理由は単純で、たくさんあったところで一度に読めないし関心も薄くなるからだ。しかもそのような場合はだいたい三日坊主で終わる。その上自分に嫌気がさして「なにやってんだろう…」と悪循環に陥る。これでは埒が明かないので根性論ではない方法を考えていた。

三日坊主自体は悪いものではない

こう言ってしまうと誤解が生じるかもしれないが、要は三日坊主そのものが悪いのではなく、そのまま放置するのが良くないことなのだ。これは「1日30分続けなさい」という本に書いてあったのだが、そのまま引用すると

「三日坊主でもいい。三日坊主を年間50回繰り返せば、1年間で150日も勉強することになる」

ということだった。つまり休憩をはさみつつ、1日30分~数時間ほどの「細く長い」勉強を意識的に繰り返せば、年間で換算した時に大きな数字になるとのこと。そして、ここで大事なのが休んでもまた再開できるような体制を整えておくことかと考える。

自分に負荷のない方法を探してみる

では、休息→再開→休息→再開…とできるような体制とはどういったものなのか?それを自分事にしたときにどうなるのか?を考えてみた。例えば、私は絵を描くことがひとつ習慣になっているが、特に苦痛だと思ったことがない。もちろん、長時間描いていたらさすがに飽きてしまうが、基本的には無心になることによってストレス発散にもなるので、比較的いい習慣だな考える。それと同じように、純粋に楽しめてなおかつ負荷のない方法を見つければ、その体制が自ずと整うのではないだろうか。

当然だが、生活スタイル・性格・得意分野は人それぞれで、結局は自分のやりやすい方法が一番続く。私自身は本を読んでノートにとるという勉強スタイルだが、それに加えて学んだ内容をイラストに起こしてみるなど、より工夫できないか模索中である。

最後に

誰でも、無理に続けたり合わない方法にしがみつくと精神的にきつく、最悪は自己嫌悪に陥る。以前の私がそうだし、正直今も意識しないとついついそちらに傾いてしまう。そうならないためにも、悩んだらまずは世の中に出回っている先人のメソッドを取り入れて実践するのが手っ取り早いと実感する。私含め、知らぬ間に自分で自分の首を絞めてしまう人こそ、なるべく苦しい感情がわかない方法を模索するのがよいのではないだろうか。

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