アプリUI 仕事の進め方

3. 要件定義

執筆 野上 恵里
コンサルタント
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要求理解で行った各種ユーザーリサーチの結果を反映し、アプリケーションの利用者の属性、正確なユーザーフローとユーザーが抱える課題、対応案をより細かく定義していきます。UXデザインの代表的な成果物であるペルソナやジャーニーマップなどは、この工程で作成します。要件定義によって次工程で行う制作や開発の規模が明確になり、スケジュールを正確に立てられるようになります。

後の制作・開発工程においては、リサーチの結果データを都度振り返ることはせず、この工程で決まった定義に立ち戻って関係者が同じ目線でプロジェクトを進行します。

制作・開発工程において追加の機能要望が挙がった際にも、ここで定義した内容を参照することで、要望を取り込む必要があるか、見送りでよいかの判断をユーザー価値を基準に決められるようになります。

プロジェクトの総コストやサービスインの期限と比較して現実的な開発スコープを設定します。

このフェーズについては、以下のページでより詳しく解説しています。

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