アプリUI 仕事の進め方
4-1. 社内ブリーフィング
ベイジではアプリケーションの情報設計や画面設計はUIデザイナーが行います。プロジェクトを進めてきたコンサルタントからUIデザイナーへ必要な情報を共有し、設計をスタートします。
コンサルタントからUIデザイナーへ共有する情報は、決定事項だけではなく、決定までの経緯を含めておくことが重要です。経緯や背景が明らかになることによって決定事項の本質を理解しやすくなり、設計のアイデアへ繋がりやすくなります。
プロジェクトの前提情報の共有
プロジェクト化するまでの経緯、お客さまが抱えている課題、アプリケーションが抱えている課題、プロジェクト全体のスケジュール感など、プロジェクトの前提情報をUIデザイナーに共有します。前提を知っておくことで、その他の情報への理解を深めることが目的です。
情報の漏れをなくすため、ブリーフィングシートを使って前提情報を共有します。シートに必要な項目を定義しておき、事前に記入していきます。
アプリケーションの概要の共有
設計するアプリケーションは誰が使うのか、何の目的で使うのか、どのような機能があるのかなど、アプリケーションの概要をUIデザイナーに説明します。既存のアプリケーションがある場合は実際の画面を見せながら説明します。アプリケーションを新規開発する場合は、企画書や要件定義書を元に説明します。
改善方針の共有
要件定義で決定した改善方針が、設計の基本方針になります。改善方針を立案したコンサルタント・ディレクターがUIデザイナーへ改善方針の詳細と決定した理由を共有します。方針決定までの経緯として、リサーチの結果や設定したペルソナ、ジャーニーマップなどの情報も伝えます。
ブリーフィングによってコンサルタントやディレクターの思考をUIデザイナーへと適切に引き継ぎ、それまでのリサーチ結果を設計へスムーズに反映します。