サイト内体験シナリオ

サイト内でのユーザ体験をシナリオ化し、
動線やナビゲーションに反映していきます。

戦略フェーズで制作するビジネスロードマップやカスタマージャーニーは、ビジネス全体におけるWebサイトの役割やターゲットの動きを図式化したもので、Webサイトの外部でのターゲットの動きと流れが定義されています。しかし、これらはWebサイトのグランドデザインを描くには最適ですが、Webサイトの中でユーザが具体的にどのような流れでどのような体験をするかは、明確に描くことができません。そこで私たちが設計段階に入ったときに真っ先に作るのが、サイト内体験シナリオです。

Webサイトの入口から出口までの流れを細かくシナリオ化する

サイト内体験シナリオとは、Webサイトに訪問したユーザのWebサイト内での動きを図式化したものです。サイトの入口から出口(ゴール)に至るまでの主動線が定義されており、この方針に基づき、Webサイトのカテゴリ構造、グローバルナビゲーションやローカルナビゲーションの構成、あるいはページの基本レイアウトが決まっていきます。また、KPIロードマップの内容を受けて、KPIが書き込まれることもあります。

同じ構造のWebサイトであっても、どこから訪問し、どのように回遊していくかといった体験は、ターゲットによって異なってきます。また、同じターゲットでもニーズや購買プロセスにおけるステータスが異なると、流入経路やランディングページが変わり、サイト内の行動動線も変わってきます。そのためサイト内体験シナリオは、基本的にはターゲット数×必要なシナリオ数を作ることになります。分量が多くなり煩雑になる場合には、重要度の低いシナリオを削除したり、他のシナリオへの統合を行ったりします。

サイト内体験シナリオを記述するうえで重要なことは、メインのシナリオを描くことです。些末な例外シナリオまですべて考慮していくと、優先順位が分からなくなり、体験が複雑化し、設計思想も複雑化します。複雑な設計思想はナビゲーションやレイアウトにも波及し、結果的にはどのターゲットにも使いにくいWebサイトに仕上がるリスクが高まります。

なお、サイト内体験シナリオの前提となるのは、戦略フェーズで定義されたビジネスロードマップやペルソナ、カスタマージャーニーであり、これらとの一貫性を保つことは、サイト内体験シナリオを設計するうえでの非常に重要な制約となります。あるいは、戦略フェーズで定めたコンセプトを維持したまま設計以降のフェーズに進むために、「繋ぎ」の役割を担って作られるのが、このサイト内体験シナリオともいえます。

ベイジは目に見える部分だけでなく、その根底にある戦略的な企画や設計を非常に重視しています。成果につながる戦略的なWeb制作をご希望の方は、私たちまで遠慮なくご相談ください。

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サイト内体験シナリオ

Webサイト内におけるユーザ体験の流れを、ターゲット別や流入経路別にシナリオ化します。これにより、ユーザの行動動線に沿ったコンテンツ配置やナビゲーション設計を実現します。