ウェブ制作 仕事の進め方

6-4. CMS開発

執筆 西村 志穂
コーポレートエンジニア
読了時間の目安
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ベイジでは案件特性に合わせてCMSの提案を行っていますが、最終的にはWordPressが選択されるケースが多いです。WordPressの実績・ノウハウは非常に豊富で、プラグイン等を活用し、商用CMSに近い状態までカスタマイズして納品しています。WordPressで議論になりやすいセキュリティについても対策を行い、CMSとしては十分なセキュリティレベルを担保していきます。

また、既存CMSとのデータ移行が発生する場合は、その調査・計画をあらかじめ実施するとともに、移行時のリスクを洗い出し、クライアントに共有します。なお、WordPress以外には、Movable Typeやその他CMSの実績も複数存在します。CMS開発については、以下のようなサブタスクが発生します。

  • CMSソリューション選定
  • CMS初期設定
  • テンプレート開発
  • プラグイン導入およびカスタマイズ
  • 個別データ入力
  • 既存データ移行
  • 単体テスト

WordPressのセキュリティ対策については、こちらの記事もご覧ください。
簡単にできるWordPressのセキュリティ対策×12

テーマ開発

オリジナルテーマでの開発を行うため、主要なテンプレートファイルを用意していきます。主に、WordPressの管理画面では、「ホーム」「特長」「サービス」「一覧ページ」などのページを固定ページで作成し、下層ページにあたる「スタッフ紹介詳細ページ」「お知らせ詳細ページ」「導入事例詳細ページ」などは、カスタム投稿機能を用いて作成します。

それぞれの特長をまとめると以下になります。

固定ページ
変更頻度が低いページで使用。ブロックエディターの他に「再利用ブロック」や「カスタムフィールド」を用意する。

カスタム投稿
更新頻度が高いページで使用。本文部分はブロックエディターで直感的に編集が可能。

共通パーツはテンプレート化しておくなど、テンプレートファイルが読みやすく、簡潔になるような工夫も行います。

下層ページ展開

下層ページにあたる、「スタッフ紹介詳細ページ」「お知らせ詳細ページ」「導入事例詳細ページ」などのカスタム投稿では、タクソノミーを使用してタグやカテゴリーを追加し、一覧の出し分けの条件分岐を行うこともあります。

投稿ページは、エンジニアだけでなく、デザイナーやライターが追加や編集を行うこともあり、なるべく早い段階で用意しておくことを目標に開発を進めます。

フォーム開発

お問い合わせ、資料ダウンロード、セミナー申し込みなどに使われるフォームを開発します。かつてはスクラッチのメールフォームを開発することがメジャーでしたが、近年のWordPressの場合は、プラグインのContact Form 7(コンタクトフォーム7)でお問い合わせフォームを追加することが多いです。

ウェブサイト本体からの動線を踏まえたレイアウト、エラーを最小化するインラインバリデーション、送受信されるメールのメッセージなど、EFO(エントリーフォーム最適化)およびユーザー体験の観点から、使いやすくストレスの少ないフォームの提供を目指します。お客さまからのご要望があった場合には、Contact Form 7以外にもZoho CRMやHubSpotなどのサービスを使用したフォームを用意することもあります。

開発状況共有ミーティング

ある程度実装が進み、ウェブサイトが形を成してきた段階で、開発の進捗状況を共有するためのミーティングを定期的に実施します。

ここでは開発の進捗状況をお客さまに共有するだけでなく、実際の管理画面もお見せします。そうすることで、お客さまがイメージしていた仕様や操作感とギャップがないかを確認でき、もしギャップがあったとしても、早い段階で軌道修正を行えます。

途中段階になるため、レイアウトが崩れていたり、CMSも一部の機能しか開発していなかったりしますが、一通り完成してからでは修正が難しい部分もあるので早い段階で共有して認識の相違を予防するための取り組みです。

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