開発工程が終わるとテストを実施する期間に入ります。通常は10～15日程度となりますが、1カ月近くをテストに費やすこともあります。詳細なテストの計画を立てて実施をしないと品質を担保できないため、非常に重視している工程になります。
テスト公開前には専用のチェックシートを用いながら、内容の最終チェックやプロジェクトメンバー以外のメンバーによる客観的な確認も実施しています。長いプロジェクト期間中に関係者は客観的視点を失っている可能性があるため、実際の利用者の立場になって感じる違和感や、専門家としてのフィードバックを行います。
テスト公開後にはお客さまからの要望も踏まえて、影響度や優先度により対応方針を決めて修正を行います。ここで注意したいのは、お客さまの要望をそのまま反映していくのではなく、「本来どうあるべきか？」という視点を持ちブラッシュアップすることです。
お客さまの最終確認も終わり、要望の反映がすべて終わった後には網羅的なブラウザチェックを実施します。各種ブラウザでのレイアウトの崩れ、誤字脱字や表記統一、コンバージョン設定、ユーザビリティなど、品質をさらに高めるために最終的なチェックと修正作業を行います。
