ウェブ制作 仕事の進め方
6-2. 要件定義
開発調査やCMSヒアリングを通して得られた情報をもとに、システムの具体的な仕様を策定する工程です。
要件定義書作成
CMSの導入やフォームの開発などにあたり、システムの要件を整理するための【要件定義書】を作成します。リニューアル後のサイトイメージを共有すると同時に、各画面ごとの機能要件やCMS要件、外部サービスとの連携、既存データの移行方法、セキュリティ対策などについてエンジニアが検討します。
お客さまごとに合わせた運用のしやすさ、サイトの拡張性、パフォーマンス、セキュリティなど様々な面から考えて要件をまとめていく必要があります。フロントエンド、サーバーサイドと分けず、一貫して実装するベイジのエンジニアだからこそ実現可能なことです。
開発前ミーティング
作成した要件定義書をもとにしてお客さまとの認識合わせを行うミーティングを実施します。CMSをカスタマイズする際には、お客さまのリテラシーやサイトの更新範囲も踏まえて構築する必要があるため、認識違いがないか、他にも必要な機能はないかなどを入念に確認します。主にエンジニアとディレクターが担当します。
ここでの認識合わせがしっかりできていないと、いざサイトが完成してから「思っていたのと違う」「もっと自分たちで更新できると思っていた」といったズレが発生してしまいますので、非常に重要なフェーズです。
なお、開発前ミーティングと合わせて、ここまでのベイジの進め方についての要望や不明点を洗い出すためクライアントフィードバックを実施します。