多くのチェック項目が記載されたシートを用い、
エラーの発生率をできるだけ低く押さえます。
現在のWebサイトが閲覧できる環境は、数十万に及ぶと言われています。月間トラフィックが数万セッションレベルのWebサイトでも、利用者環境のバリエーションは1000を超えることも珍しくありません。このように様々なデバイス、OS、ブラウザで閲覧されるWebサイトにおいて、表示や実行の不具合をまったく発生させないことは事実上不可能です。また、ツールが使えず目視で確認しなければいけない箇所や、人為的な作業で開発されている箇所についても、一定の確率でエラーが発生します。
このようにエラーを100%防ぐことが難しいWebサイトですが、制作工程の工夫やチェックのフォーマット化などで、その発生率を低くすることは可能です。私たちでは、制作前、制作中、制作後の3段階にわたって、計100項目にわたるチェックを、チェックシートを使って行っています。このような対策を行うことで、エラー発生率をできるだけ低くなるよう、取り組んでいます。
制作を開始する前にチェックする項目です。制作後の手戻りや余計な作業を発生させないことで、ミスの発生確率を下げます。チェックシートは、細かな仕様に関する事前確認にも用います。このチェックシートには、主に以下のようなチェック項目が記載されています。
制作中は、ページ個別のチェックを行っていきます。ブラウザによって挙動が異なる箇所については、ターゲットブラウザの種類分の確認を行います。チェックシートの各項目がクリアになっていない限り、納品はできないルールとなっています。チェックシートには、主に以下のようなチェック項目が記載されています。
Web制作は人為的な作業や、目視でなければ確認できない箇所が多く、チェックシートを使ってチェックしても、それをすり抜けてしまうことが発生します。そのため、納品直前に特にクリティカルな項目のみをチェックする、制作後チェックを行い、重要なエラーだけは必ず発生させないようなチェック体制を取っています。チェックシートには、主に以下のようなチェック項目が記載されています。
納品データに間違いはなくとも、本番環境に載せた際にうまく作動していなかったり、あるいは納品データが正しくアップされておらず、不具合が発生していたりすることがあります。そのため私たちは、公開直後も必ずWebサイトをチェックし、大きな問題が発生していないか、確認を取るようにしています。チェックシートには、特に重大な確認項目が記載されています。
様々な環境で閲覧され、OSのアップデートも頻繁に起こるがゆえに、Webサイトは常にエラーと表示一体ですが、その発生をできるだけ低く抑えるためのワークフローを整備しています。
多種多様なデバイスやブラウザで閲覧されるWebサイトに不具合は付き物です。私たちはチェックシートによる三段階確認を行うことで、不具合発生率をできるだけ低く抑えることを目指しています。
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