ウェブ制作 仕事の進め方
6-5. アクセス解析設定
ウェブサイトの運用において、Googleアナリティクスなどの解析ツールの利用は不可欠です。ベイジでは主な指標がすぐ確認できるよう独自のテンプレートも用意します。
アクセス解析関連設定
Googleアナリティクス、Googleサーチコンソール、Googleタグマネージャーなどの各種設定とHTMLへの埋め込みを行います。戦略フェーズで定義されたKPIを参照しながら【アクセス解析設定シート】を作成し、このシートに基づいて、Googleアナリティクスのビューやコンバージョン設定、サーチコンソールとの連携、サーチコンソール上で表示されるエラーチェック、サイトマップXMLの登録などを行っていきます。
また、ベイジがフォーマットを独自作成したGoogleデータポータルのテンプレートと連携し、主要な数値の推移に関しては、Googleアナリティクスにアクセスしなくてもすぐ確認できるようにします。最終的にはGoogleアナリティクス以外のタグも含めて、Googleタグマネージャーで統合管理し、Googleタグマネージャーのタグのみが実際に埋め込まれます。スクロール量計測などのカスタマイズも、基本的にはGoogleタグマネージャー側で設定します。
これら一連の業務をベイジではディレクターが企画し、設定はエンジニアが担当します。以下のようなサブタスクが存在します。
- アクセス解析設定シート作成
- Googleアナリティクスのアカウント開設(存在しない場合)
- Googleアナリティクスのユーザー、ビュー、コンバージョンの設定
- Googleアナリティクスとデータポータルの連携と調整
- Googleサーチコンソールのアカウント開設(存在しない場合)
- GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの連携
- Googleタグマネージャーのアカウント開設
- Googleタグマネージャー上での各種設定
- HTMLソースコードへのタグ埋め込み
- 設定状況の確認
MA/SFA等の設定
MA(マーケティングオートメーション)やSFA(セールスフォースオートメーション/営業管理システム/CRM等)を導入している場合、ベイジにてウェブサイトに関係領域の設定をサポートします。スコアリング条件に応じたポップアップメニューの表示設定やフォームのカスタマイズなども提案し、設定作業を代行する場合もあります。またこれ以外に、各種計測タグ、広告関連タグなどの設定も状況に応じて代行します。ディレクターが計画し、実装はエンジニアが行います。